昨日の高専オープンキャンパスの様子を引き続き私IKEAがレポートします。
長女と次男は以前から高専の文芸部に入り浸り、毎回作品集を貰ってきます。必ず長女がここでイラストを描くのが恒例なのに、今回は次男まで加わって描いていました。オマケに「友達になった」と嬉しそう。
何だコイツ。

さて毎年、受付で特製のバッグと中に入っている資料は高専のパンフレットという定番に今年は「エレベータの安全を開発するエンジニアたち」という漫画仕立てでエンジニアの仕事ぶりを見せる冊子が加わっていました。「エレベーター」ではなく「エレベータ」なのは工業系の標準表記なのです。

このマンガは松江高専が中心となって大分高専をはじめ明石工業高専,東京工業高専,舞鶴工業高専,久留米工業高専,和歌山工業高専,阿南工業高専,米子工業高専の9校が広報プロジェクトして制作したもので「エンジニア×エンジニア」と銘打ったシリーズになっています。

現在Vol.10まで作られていて、その中から6編をピックアップした単行本が発売になりました。



Vol.1はタイトルから察しがつくようにエレベータの安全に関するお話です。
散歩に行こうとした犬のリードがドアに挟まれて事故になりそうになったことから、より細いものがドアに挟まってもドアが反応し事故を防止する検出方法を実現化した実話を元に制作されています。特にこの中で登場する点滴用のチューブに反応するよう改良する件は、私も度々そのような点滴が外せない状況を経験しているので「こうなってくれれば確かにより安全」と思いました。

ただ最近の長男はこうした合目的性のある開発だけが日の目を浴びることに疑問を感じているように見受けられます。
いつだったか数学の話をしていたときの事です。

「研究とは『何に役立つか』などといったことは後から来るもので、その時は単にそのことを研究したいからしているのではないか」

研究というのは確かにそういう側面を持っています。特に基礎研究の分野はそういう面を強く出しているように思われます。
しかし、一見役に立ちそうもない研究がその後大きく技術の進歩に役立ったケースは多く、全部が全部「即何かに役立つ」必要があるとは思えないのです。

彼がこうしたことを言うのも何かを悟ったのかも知れませんし、何かしたいことが見つかったのかも知れません。
ただこういうことは現実にあるもので、このマンガにしても高感度のセンサが果たしてこのような事故防止を前提として開発されたものでなく、恐らくはより感度が高く精度の良いセンサを作りたい、という動機が先にあったのではないかと思うのです。

少しづつ大人になっていく息子をちょっと頼もしく思える今日この頃でもあるのです。

** イベント参加予定 **


【大分ものづくり発見市】
日時:7月10日(木) 11:00~16:00ごろ(18時までには完全撤収)
場所:大分市中央町2丁目5-3セントポルタビル1F
   (トキハインダストリー若草公園店軒先)


【大分ものづくり発見市】
日時:7月17日(木) 11:00~16:00ごろ(18時までには完全撤収)
場所:大分市中央町2丁目5-3セントポルタビル1F
   (トキハインダストリー若草公園店軒先)


【第36回クリエイターズドーム(CREDO)】
日時:7月26日(土) 11:00~16:00
場所:ガレリア竹町ドーム広場