多分、今日も社長は記事を書かないと思うので、歯に衣着せぬ私IKEAが引き続きお送りいたします。
昨日の記事で「子どもの食」で終わったので、少しこの点続けます。
私が参考として時々チェックしているFOOCOM.NETというサイトがあります。専門家や研究者による中立的な立場から寄稿されるコラムは、トンデモ学者や科学的リテラシを持たないマクロビオティックやらホメオパシの類で学術論文などの1次ソースを参照しない似非専門家の発信する「摩訶不思議な思い込み」より遙かに有用です。
おっと今日は毒舌ですねぇ。
というか、私は科学的でない話や論理的でない話はかなぁーり嫌悪していますから。ハッキリ言うとその手の世界は大嫌いです。
するなとは言いません。本人が好きでやるならば。ただ不確かな根拠で不安を煽ったり、世間に思い込みで情報を垂れ流すのはやめて頂きたい。WEBで情報発信すればどんなものでも公のものですよ。

おっと弁解しておきますが、金曜日のこの記事にある「大根」が喉に効くのかは医学的根拠がありません。大根の医学的効能はジアスターゼの消化作用のみです。社長のカルシウムと一緒で、多分多くの方がご存じだろうとネタとして書いていますよ。

話を戻しますけど、ちょっと古いですが畝山智香子氏が寄稿した『英国の学校給食改善プログラムから学ぶ「食生活改善」』というコラムがあります。
詳しくはそちらをお読みください。

この中で日本における食事は” 世界でも珍しく全体的にはほぼ理想的なものになっています。”とある通り、塩分以外には特に気になるような食生活ではありません。極端なダイエットや宗教的な食生活をしなければ、です。
その一方で「食」に関する不安や乱れを気にする声もあり、時には日本人は西洋食は合わないとして「日本食」だけにするべきだ、なんて極端な声も上がってきます。欧米では日本食はヘルシーとしてとても人気がありますが、それは日本人と比較にならないほど肉を食べてきたからでしょう。
そういう食文化の違いも考慮しないで「和食やっぱスゲぇ」みたいなことになるのもどうかと。基本、和食は塩分濃度が高めになりがち。厚生労働省の発表では塩分は目標値より2.8g多いようです。

問題なのはその後です。
肥満に頭を痛めるイギリスで学校給食の改善に乗り出したことが書かれています。その内容は大人でも耐えがたい内容です。

以下抜粋
・油脂で調理した澱粉質の多い食品は週に3回まで
・パンは油脂を使ってはいけない
・揚げ物は2回まで
・塩は調理したあとは添加禁止、ケチャップやマヨネーズは10gまで
・お菓子禁止
・学校で飲めるのは水・低脂肪または低乳糖ミルク、野菜や果物のジュース、カルシウム強化した豆乳、プレーンヨーグルト
・コーヒーや紅茶に入れる砂糖やハチミツは5%まで
・基本的に砂糖は入れず添加物も使用しない



うへぇ、これはたまりません。
実は私、3歳の時に小児ネフローゼになって随分食事には不自由(塩分は3g/1日)でしたが、それでも閉口する食事ですよ。これでは子ども達が”「正しい・健康的な食事」というものはおいしくないものだ”と思ってもおかしくないですよね。私が以前聞いた話だと、アメリカでは外食産業は体に良くてもあえてヘルシーだと言わないのだそうです。アメリカ人にとって「ヘルシー=不味い」という図式ができあがっているので、それを宣伝すると売れなくなると言うのです。


” おいしい食事は人生における楽しみの大きな部分を占めます。充実した人生を送るための、健康は目的ではなく手段であることを忘れないで欲しいと思います。”



その通りだと思います。
健康を手に入れるために、まるで修行僧のようなことをするのが正しいとは、とても私には思えません。
本来、食事は人生における楽しみの一つではないでしょうか。

私は食事を楽しみながら肥満にもならず、元々病弱だったのにこんなに生きています。家族も肥満ではありません。
もう少し、よく考えてみましょう。肥満の原因はあるはずで、極端な食生活をしなくても健康になれるはずです。そのためにも一見「体に良さそう」なことを書いてある記事にいつも批判の目を向けるべきなのではないでしょうか。
例えばこんな記事を読んで無暗に「良さそう」と無批判に信じないことです。
確かに宇宙船外服のヘルメットのバイザー部分には、金が薄くメッキがされています。それは全体がメッキという状態で包まれているから効果があるのであって、ローションやクリームに混合物として入っているだけなら一体どれだけ莫大な量の貴金属が必要か、気安く買えないお値段の日焼け止めになることは少し考えただけでお分かりになろうというもの。
1万円程度の貴金属配合美容液にどんな効果があるのやら。
あったらそっちの方が怖い気がしますよね。

ましてやシャトルの表面は耐熱タイルで保護されていますし、宇宙服の素材もガラス繊維のケプラーやアルミ蒸着のナイロンテックスなどを積層した素材を使っています。つまり全体をコーティングなどしていません。価格は10億5千万円ほどと言われていますから惜しい、ニアピンです。でもプラチナの繊維とは一体どこに?

多分、探査衛星とかに金のコーティングがされていたことが混同されているんでしょうけど、スペースシャトルや宇宙ステーションの位置は低被ばく領域の、地上から400kmと低い位置です。ここで問題になるのは、どちらかというと極端な温度変化からどうやって守るかですよ。
会社のWebには「デトックス」だとか「浸透圧」だとか、まるで科学を「装うような」文句が並んでいますが、これ本当に理解して書いてんのかなって印象です。
デトックスは完全に医学的根拠がないと否定されていますし、もし有効な浸透圧があるならそれなりの塩分を含んでいるはずです。しかし成分には塩化ナトリウムなど見受けられませぬ。
マイッタナコリャ

どうせ、健康関連のサイトなんてこんなものです。
ちゃんとスペースシャトルの事や宇宙服の事なんか調べずに鵜呑みして、間違った情報を公共の場に発表しちゃう迂闊な人々です。つうか調べもしない無責任ぶりは如何なものかと。

よもよも信じ召されるな、
ですっ!


** イベント参加予定 **

【モノヅクリサローネ in Tanavata Starlight Express 2014】
日時:8月3日(日) 12:00~18:00
場所:iichiko総合文化センター 1F(雨天決行)