相変わらずスッキリしない天気です。今度の台風はノロノロらしく、今週の工程がどうなるか心配です。

さて、物の価格というのは、実のところ材料費の占める割合は大きくありません。その指標のひとつに原価率があります。平たく言えば価格に対して材料費の比率です。
ファミレスでは食事と一緒にドリンクバーが選択できる場合が多いと思いますが、その代金の元を取ろうと、つまり材料費でペイしようと思えばあり得ないほど飲み物を飲まなきゃなりません。飲食で飲料品は非常に原価率が低いのです。5%にも満たないものもあります。
食事の方も概ね10%台にあることが普通です。逆にこれ以上の原価率だと人件費が出なくなってしまいます。製造業はそれより少し高い原価率であることが多いですが、概ね15%~25%程度。稀に高額商品(上代1千万円以上)だと原価率が50%近いことがありますが、それは稀なケースと思います。

そんなに原材料費が安いんなら自分でやっちゃえ、というのもわかります。私も自宅の家具をほとんど作りましたからね。
でも、そこで体験した結果、それなりの対価を支払って作ってもらっても結局同じか安上がりということでした。
常に何かを作っているならともかく、タマにか1回こっきりのために道具を揃えるのはどう考えても割に合いません。ケチって中途半端な道具を購入するとできなかったり中途半端なものしかできないことすらあります。
木工に限って言うと手工具だけでも一揃い10万円程度は覚悟しなければなりません。電動工具が入ると目ん玉が飛び出る金額になります。皆さんがDIYでもよく所有している電動ドリルドライバでも上を見れば5万円を超えるものがあります。使ってみればこうしたプロユースの道具は確かに価格なりの良さがあるものです。しかも、ウッドデッキを自分で作ってみようと思うと、実はアマチュア向けのインパクトドライバでは役立たずだということもあるくらいです。
ですから、道具を持っていて知識も技術も備える専門家に仕事を依頼することは長い目で見れば安いと考えることもできるのです。

ところで電動工具の代表格ドライバドリルのお話序でに、この工具のお話もしておきたいと思います。
プロだろうとアマチュアだろうと持っておいて損はないという工具がドリルドライバだろうと思われます。日常では穴あけやビスを締め込んだり緩めたりすることは割合多いものです。この工具はそれらの作業を劇的に快適にしてくれるものです。
電動ドリルドライバには大きく分けると「コードレスかコード付きか」と「インパクト機能があるかないか」の特徴に分けられます。
コードレスかコード付きかは専門家でも意見が分かれていますが、私の経験からはどちらも一長一短だと言えます。
コード付きの物は何と言っても安価だということです。新品で4000円も出せば立派なものが手に入ります。その反面、この価格でインパクト(ガガガというあの打撃です)機能はないことが普通です。また先端刃物の交換には付属のキーを使って締め付けなければなりませんが、頻繁に刃物を交換する場合かなりストレスです。
一方で電池の心配がいらないので、不慮のバッテリダウンで作業が中断する心配はありません。

一方、コードレスのドリルドライバのほとんどはインパクト機能を備え、先端の工具交換にはロックリングを引いてワンタッチで交換できる六角軸のワンタッチリングになっています。これはとても快適です。しかも電源コードの制約がないことを体験すると病みつきになります。
その一方で、コードレスはバッテリの種類で価格が大きな開きになっていますし、バッテリがダウンしたら何もできないもの。搭載するモーターもバッテリの容量に依存していますから、もうバッテリの奴隷みたいです。そのクセ、高価格のマキタのインパクトなんか、打撃のレベル調整ができて使ってみると凄く良かったリするんです。

で、どっちを買えばいいかというと予算が許すならどっちも買って良いと思います。こう言うと身も蓋もないのですが、どちらにも持つ意味はありますし確実にDIYが楽しくなります。
私の機材ですがコード付きはRYOBIのFDD1000を所有しています。一番最初に買った電動工具でもあります。価格は4,000円しなかったと記憶しています。でも付属品に六角各種ドリルとドライバビットが付いていて、これらはインパクトにも使用できます。性能はかなりタフで随分無茶な使い方をしましたが10年経った今でも現役です。20段のクラッチを装備するのも良い点でしょう。
ただしチャックはキーを使うものですから、工具交換の段取りにはそれなりの工夫が必要です。

インパクトはBOSCHのGDR 1440LIを使用しています。ご存じGから始まるBOSCHの青ボディーシリーズはプロユースで、このGDR 1440LIのボディにも"Professional"と入っています。どこかの阿呆がこのシリーズはアマチュア用以下とか言っていましたが、使ってから言って貰いたいものです。バッテリが14.4Vのものはアマチュア向けというのもウソで、リチウムイオン電池の1セルは3.6Vなので4セルにすると14.4Vになるのです。リチウムイオンが登場する前にニッケル水素電池が一時プロ用になった時代、この電池が6セルにすると12Vだったため優位性をアピールする数字が14.4Vだっただけです。ニッカド電池もニッケル水素電池にもメモリ現象があるのでリチウムイオン電池を選択した方が賢明でしょう。
現在、主力は18Vになりつつありますが、実際には14.4Vモデルでも家具作りには十分かそれ以上に使えます。家具の場合、接着作業を挟みながらの作業が多いので、まず1日中ビスを打っているなんてことにはならないからです。バッテリ容量も3週間に1回程度の電池交換で充電のサイクルですから全くもって快適。私はあまり手が大きくないので細目のグリップ形状も手が疲れにくく助かっています。
これで2万円しませんでした。
これに安物ですがボール盤も所有しています。それぞれにその工具の持ち味があり、どの工具も大切な相棒です。

しかしです、これだけの工具で4万円くらいします。
工具を買ってDIYするにしても購入は慎重になりますが、人件費を払っても安上がりというのもわかるのではないでしょうか。私の物件でフロアの貼り替えが出た時にやってもらっている大工さんは1日2万円ですが対外的な価格としてまともな請求だと思います。その分、仕事は確実で難しい仕事でも引き受けてくれています。年齢的にこの先が心配ですが、この大工さんが仕事をしてくれている内は安心です。問題は、その大工さんが冷やかしで私にその作業を引き継いだらと言うことですがね。


** イベント参加予定 **


【第39回 クリエイターズドーム(CREDO)】
日時:9月27日(土) 11:00~16:00
場所:大分市ガレリア竹町ドーム広場



【チャリティー・アートマーケット】
日時:10月5日(日) 10:00~17:00(16:00~撤収開始)
場所:パークプレイス大分1Fセンターステージ周辺
   ※雨天時はパークプレイス大分1、2F館内通路



【モノヅクリサローネ2014秋】
日時:11月22日(土)10:00~16:00
場所:大分市ガレリア竹町ドーム広場





本日は「親子丼」と「大根膾」
親子丼はモモ肉ではなく安価な胸肉ですが美味しく仕上がりました。三つ葉は自家栽培。
大根膾は酢に旬のカボスを使ってさわやかな風味にし、庭から摘んだ紫蘇を千切りで加えました。
甘味の立つ親子丼との相性は抜群。