昨日はだな、試験会場に長女を送ってから錦織選手の全豪オープンテニスの中継があったので、それを観ながらオーダーのワイヤー切り出しをやろうと思っていたわけだ。

おっと。最近の読者はご存じじゃないかも知れないが、レシピを紹介する時にはこの口調で書いていたんだよ。古い読者は久し振りで懐かしいだろ。

でだ、ワイヤーを延ばしていたら眩暈がしてきたんだよ。
そりゃそうだ。眠れずに午前2時に起きてしまって、その勢いで買い物やら朝食と弁当を作ってたんだから。
ということで長女を迎えに行って、夕飯を作った頃には精も根も尽き果ててしまったんだよ。因みに昨日は「鶏団子の鍋」その前日はストックの唐揚げがなくなりそうだったので「*Clear*名物若鶏の唐揚げ」

鶏団子の鍋は出汁がメチャクチャ美味いんだよ。昆布を水出ししてからのベース。通常こういう出汁は酢の物なんかで使うんだが、それをさらにゆっくりと加熱して最も旨味を出しやすい70~80度をキープ。それに鰹。あれ八方出汁じゃん、と思ったら大間違い。これに丸鶏がらスープを加える。
博多の水炊きじゃん。オマエ鋭いな、そうだよ白濁していない博多風水炊きスープと思ってくれ。それに魚介の旨味を加える。その正体が「オイスターソース」なんだ。味のベースは薄口醤油、味醂、酒、塩なんだがそこにオイスターソースが加わることでグッと味に奥行きが出るんだ。

おっと、今日はその出汁の作り方の話じゃないんだよ。
我が家は美味い物をできるだけ食べさせようと心掛けているが、素材には金を掛けない、というのがルール。普段も貧乏だが、とりわけ今月は様々な条件が重なり特にピンチ。そこで脚光を浴びるのが豆腐ともやしなんだな。

binbouhan.jpg

今日は特別に美味い豆腐を使った丼物をオマエらに紹介するぞ。
「ビンボウハン」とか呼んではいるが、こいつは一度食べたら家計のピンチに関係なく食べたくなるほどの絶品料理だからな。それでいて5人分が100円前後と正に神のようなレシピだぞ。

じゃあ、作り方いくぞ。

【材料】5人分
絹ごし豆腐…2丁(29円×2)
にんにく…2片(0.85円)
生姜……1片(10円)
白葱……15cmくらい(9.75円)

【調味料】
水……600mL
ガラスープの素…小2(9.9円)
薄口醤油……大4(10.74円)
塩………小2(1.176円)
砂糖……小1(0.504円)
ごま油…大1(もらったもの)
水溶き片栗粉…大3(6.424円)

合計107.346円

ざっくり材料はこれくらいな。後は好きな葉物野菜とか入れると良いぞ。今日はほうれん草(40円)だが、前回はロメインレタスの外葉。これって捨てるヤツがいるだろ。食えるものは捨てんじゃないよ。本当に痛んでなけりゃ、こういう料理とか炒め物やチャーハンでちゃんと食ってやれ。小松菜や青梗菜でも美味いし、木耳とか春雨なんかでも美味しいぞ。因みに卵は入れなくても全然問題ない。
オプションなんだが胡椒をいれると味が引き締まる。五香粉を入れるとかなり中華らしい感じなんだが入れ過ぎは味を損なうからほどほどにしろよ。四川ぽい感じならホワジャオフェン(花椒粉)でガツンと行くのも悪くはない。オレのお勧めは豆板醤を小1/2。まぁ辛さ耐性から判断して好きにしろ。

まず生姜とにんにくは微塵切りな。葱は縦に切ってから粗微塵にする。
下拵えは以上だ。簡単だろ。
厚手の鍋にごま油を熱し、微塵切りにした香味野菜を弱火で炒めて香りを出す。そこに軽く水切りした豆腐を手で粗く崩して投入。ここまでは木しゃもじがやりやすいだろうな。
ここからはお玉だな。おい、お玉は背の方で混ぜるんだぞ。押すようにだ。
そうしたら水から砂糖までの調味料をぶちこみ沸いたら味を見ろ。薄いようなら塩で調整。
味付けのポイントは塩を少しキツメに決めること。
スパイスはここで入れるんだぞ、いいな。
火を消して、水溶き片栗粉を加え一混ぜしたら再点火。好みのとろみで火を消して出来上がり。

メシはたっぷり用意しとけよ。食べだしたら箸じゃなくてレンゲが止まらないからな。
あとガキじゃないからわかるとは思うが口の中の火傷に注意な。
もう豆腐がトロトロでこんなに豆腐が美味いなんて信じられない美味さだからな。塩分を含んだ水分で豆腐を温めるとこういう食感になるんだよ。この料理のテクニックは本場の麻婆豆腐でも使われているテクニックなんでぜひ応用してみてくれよ。


本日は試験当日の食事。
朝食
白飯、大根と人参と白菜の味噌汁、ハムエッグ、ほうれん草のバター炒め

試験当日の朝食は低グリセニック食で長期戦に耐えられるよう配慮。これは長男のときも同様でパン食から米飯にしています。ほうれん草は残りを冷凍して弁当用にストック。

昼食
白米(若菜とわかめのふりかけ)味付け玉子、ウインナ、ポークステーキ、カニクリームコロッケ、レタス、パセリ、ミニトマト

ご飯はふりかけもお勧めしたのですが、無駄な神経を払いたくない、という申し入れに従いました。全体的に蛋白質と繊維質やβカロチンを考慮しつつ、コロッケで一気に血糖値を上げて午後の試験に備える内容です。
「テキにカツじゃなくて、テキにトンになったけど」というと微妙にウケテいました。