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私は一応、木工屋が生業ではあるんですが、最近は毎日Facebookに子どもの弁当写真を上げているせいか料理のことが話題の中心になることが多くなりました。
そもそも弁当を作ったりご飯を作ったりするようになったのは、華音社長が外に働きに出るようになったからです。現在もそうですが到底帰宅してから作るんじゃ遅い時間になるので私がカバーするようになったんです。私自身も独身時代は自炊派でしたから、料理に抵抗はなくごく自然に「じゃあやるよ」みたなノリでした。

でも始めてみると、今まで常識だと思っていた手順や下処理に疑問が沸き始め、研究をすると面白いことがワンサカと出てきました。それで違う方法や、科学的に利尽くめでやって目論見通りにできると面白くてたまらなくなったんです。
料理は新しい発見だったわけです。

物づくりは料理ととても似ている気がします。
素材を揃え、下拵えをして準備して調理する流れは、木工も同じと言えるでしょう。材料を仕入れ、刻みと呼ばれる木取り作業は化粧に行く材とそうでない材と別け、寸法通りに仕上げ、組み上げてから塗装のフィニッシュに至るまで非常に似た工程を辿ります。
ひとつ違うのは、殆どの料理が完成まで短い、ということでしょう。木工だと2週間程度かかるものが多いのに対して、料理は結果が出やすいという点でストレスの発散になります。
昔、コンピュータに嵌ったのも結果が見えやすいことがその一因だったと思います。

料理と木工。なかなか良い関係なんですよ。


今日は「根菜のデパ地下風酢豚」
実はデパートで惣菜を買う、なんて行為はこのかたしたのことのない貧乏人ですが、さつまいもで面白いものができないかと検索して見つけたレシピがそういう名前だったもので。
私、新しい料理を作る時はまずその通りに作ってみることにしています。明らかにおかしい、と思うときはさすがに変更しますが、にわかに分かり難いものもあるじゃないですか。
今回もそれにならって作ってみたわけですよ。
肉が本当は入っているらしいのですけど、貧乏人は豆腐よね、と木綿豆腐を水切りして他の野菜を揚げるのと並行してじっくり自家製生揚げにしてみました。
さつまいもと牛蒡は片栗粉をまぶして、後は人参、竹の子、椎茸、ピーマンに銀杏。
できてみてデパ地下の酢豚がこういう味なのかはわかりませんが、良い線行ってるじゃない。でも、次は大幅にレシピを変更するね。
フフフ、ポイント分かっちゃった。
*Clear*家のベストバランスに次回昇華するレシピの候補にします。