*Clear*の木工部が現在進めている新プロジェクトは「ミニチュア家具」です。
いや、以前から我々のことをご存知ならば、そういう作品はあったじゃないの、と言う声が聞けそうです。確かに最近では1/8スケールの学童椅子がそれだと言えるでしょう。この椅子は学校で使っている椅子をできるだけスケールモデルとして再現したものでした。値段の割に思いの外売れている作品です。前にもノンスケールでハイバックチェアも作ってミニクッション付きで販売したことがあります。こちらもお値段がお手頃だったためかイベントで毎回完売していた作品です←なら毎回イベント用に作れよ

今回、新たなシリーズと銘打つくらいですから何か今までと違っているのですが、それがドールハウスの定番スケールである1/12サイズで、加えてこれまで*Clear*で企画したり制作した作品がモチーフとなっている点です。
世界的にもコレクターやプロ作家のいるドールハウスは1/12が多く、フィートサイズの読み換えがしやすく、細かなディテールを入れるのに適したサイズだったから自然とこの縮尺が用いられるようになったと言われています。
またスケールが揃っていることで愛好家の間でアイテムの交換が行いやすいという背景もあり、現在、このサイズ以外でのドールハウスアイテムはほとんど見掛けません。

実は私の子どもの頃からの趣味が「模型」
中心は1/24と1/43のカーモデルで他には1/35AFVや1/72の現用航空機など。サイズはドールハウスより小さいものが多いですが、AFVなどはジオラマ制作をすることもあるので非常に近い世界なのです。しかも1/12がビッグスケールのレーシングカーやバイクの標準スケールであるために、比較的スケールが体感的にも掴めるんです。

制作途中の品々をご覧いただきたいと思います。

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カップキャビネット、ガーデンベンチ、スツール、額縁。
どれもほぼ正確に1/12に縮尺しました。どうしても模型的なウソの部分(例えば強度の問題)もあるわけですが、可能な限り再現できるようにしました。額縁はF6号サイズのキャンバスから割り出したサイズです。スツールは下の繋ぎ材も2mm角なのに相欠け組みとしてあります。脚の倒れ角は5度ですが、このサイズで再現するのは正直しんどいものでした。トラックゲージで計測しながらデザインナイフで削っていると、頭がおかしくなりそう。カップキャビネットは開き戸が開閉できる他に棚板の受木まで再現しています。
それだけに、以前に制作したミニチュアとは数段クオリティが違っています。

久し振りの模型制作で気分が高揚することもあり、今後は家具制作の合間に息抜きとして制作を続けて行こうと考えています。販売の方ですが、幾つかのイベント限定とネットショップのみでの取り扱いの予定で、どのようなイベントでも出品はしない方針です。
非常に細かい作りですので破損によるトラブル回避のためですので、予めご了承くださいませ。


本日は「空芯菜のエスニック炒め」
よって肉はナシ。でもご飯がすすむのは何故だろう…