安保法案が衆院を可決しました。これでやっと世界的に見ればまともな国として一歩を踏み出せたと言えるでしょう。今回の改正では「集団的自衛権」の解釈に踏み込んで「使用できる」とした点に尽きると思います。個別的自衛権は一国だけで外的脅威を排除する権利ですが、集団的自衛権は友好国が攻撃されたら一緒に戦う権利です。これは国際法ではすべて合法です。
ところがこの国では集団的自衛権はおろか個別的自衛権ですら現行自衛隊法では面倒な手続きを必要として、本当に有事の際にこの国の平和は守れるのか疑問に思うほどです。そうなった最大の理由は先の大戦で枢軸国の中で唯一の有色人種であり、敗戦して連合国の統治下の中、言論統制が行われたからだと思われます。この言論統制によって左派がマスコミに巣食う原因を作ったことは間違いないと思います。

現在日本は国連に参加しています。ここに参加する国は国連憲章により「集団的自衛権」を行使する義務を負うとしています。これまでの日本はその義務を果たしていませんでした。それでも参加できていたのは、国連に世界で最も多くの金を払い、世界最大の軍事力を誇る米国と日米安保によって同盟関係にあったからと言って間違いないでしょう。
しかしその米国が世界の警察という役割を他に国にも移譲していこうとしている現在、特に大きな安全保障の関係である日本が今まで通りで行けると考える方がどうかしています。

日本が自国の安全保障を考える上でこれからも特に重要視するのは軍事的な安全が主力ではないことに注目すべきです。
現在の日本が本当に確保しなければならない安全保障はエネルギの保障、資源の保障で、食の保障です。
現在の日本の食糧自給率は40%程度でしかありません、足りない分は輸入に頼っています。かつては米国が最大の輸入先でしたが、徐々に中国へ軸足を移しています。今後それが変わることはないでしょう。
まともに考えれば今後中国産の食品を食べずに生きて行くことはとても困難です。そればかりか中国が輸出をストップすれば市場はパニックになるでしょう。今後も中国を良きパートナとして付き合って行く必要があるのです。
一方、中国は急速に軍事力を増強し外洋政策を行い、日本や東南アジアの国々と摩擦を起こしています。こうした状況を日本の自衛隊だけで守ろうと思えば、それは現在の軍備費ではなくなります。現実にはアメリカと協力して守らなければならないのです。
最も手っ取り早いのは日本が核兵器を持てば、他の国は手出しをできなくなることは間違いありません。しかしそれはどれほどの反対があるか想像に難くありません。
方法として最も簡単で安上がりなのは核を持つ国と集団的自衛権によって強いコネクションを持ってアピールすれば良いだけのことです。たったこれだけのことで相手を刺激せずに手出しもさせないようにできるんですから、こんなアタマの良い方法はありません。

こうした国際的な立場からの安全保障という点で現政権はかなり良い仕事をしていると思います。少なくとも「徴兵制がはじまる」などと幼稚な発想の政党が与党では、日本の未来は危ういと言わねばならないでしょう。


本日は「鶏と野菜の炊き合わせ」
簡単で申し訳ない。でも野菜も肉も効率よく摂れるし、第一子どもたちの好物です。何でうちの子どもって鶏の旨味が沁みた根菜が好きなんだろう(笑)