長男と進路の話をしていて「まぁ博士課程は取らないけど」という発言がありました。
以前にポスドク問題についてはこちらにも書いたのですが、本当に博士号を持つ若い研究者の就職は極めて難しいというのが現状です。
その昔、頭の良い子供は神童と呼ばれ、それはそれは郷土の名誉と言わんばかりに期待を寄せられました。果ては博士か大臣か。
博士課程を修了する学生は間違いなく抜群の頭脳…だったはずが、そうではない時代が到来しています。
それというのも大学課程で優秀な学生は特に理系は、企業からの引きも多くさっさと就職してしまいます。一方で大学院は希望する学生が減少すると統括する文部省から大目玉を食らうので、帳尻を合わせるためにどんな学生でも受け入れてしまう。そういう構図が出来上がってしまい、結果的に院生の相対評価が下がっていることが大きな問題となっています。
実際にポスドクの数は増えたのに論文の発表数は減少するという奇妙な現象があります。つまり論文が書けないような大学院生がいるということなのです。公には言えないことですが、先生が書いてしまっている、なんてことまで聞きます。
もちろん優秀で修士ではなく博士課程へ進んで無事卒業する学生もいるのですから、全部が全部そうだとは言いません。これはあくまで傾向です。
それでもポスドク1万人計画は達成して、およそ3倍にまでふえたのに、実際には彼らの就職先は保証されていない全く出口の見えないことになっています。

実のところ、ニーズに対して見合うだけの供給をしていなかったり、使う側が使いきれていなかったり問題はいたるところにあるはずなんでけどね。
いずれにしてもです、大学院を避ける傾向が学生にあるということは、科学立国として非常にまずいですよ。そのためにはステータスを上げる努力も必要だと思うんですね。
つまりは博士取得でウハウハな人生を約束しないと、マジ優秀な頭脳が集まらないから。


本日は社長からのリクエストで「チキンライス」と「コンソメスープ」
チキンライスは炊飯器を使うお手軽メニューです。コンソメスープはベーコン、玉葱、セロリ。
セロリのスープは美味しいですよ。