先週11月9日、アメリカの次期大統領がドナルド・トランプ氏と決定しました。泡沫候補の呼び声も凄いものでしたが、このトランプ陣営の戦い方は中々の凄腕でした。
因みに私の本命はマルコ・ルビオ氏でしたので、早々にプレイヤーから辞退した時の悲しみと言えば、言葉に尽くし難いものでした。サンダース氏も含めて、アジアや中東認識が一番まともで正しい対応をしてくれそうだと感じたのがルビオ。一方、トランプの発言は一貫性がなく、その場その場で言っているように感じました。
懸念材料の中国にどう対応するかを間違えれば、日本の安全保障もアジアの安定も揺るがしかねません。

しかしヒラリーとトランプの2人になったらば、それはトランプしかありませんよ。
ヒラリーだけはごめんです。
ところが新聞もテレビもヒラリーが勝つものというかのような報道ばかりでした。
何故でしょう。
それというのも日本の新聞社が現地で自ら取材していないからです。アメリカの有力紙の提供している情報を元に書いています。酷いものだとコピペ。
そのアメリカ有力紙はほとんどが左翼のようなメディアです。日本で言えば「朝日新聞」と「赤旗新聞」しかないような状態を想像してもらえばよろしいでしょう。
CNNなんか”Cable News Network”ではなくて”Comintern News Network"と呼ばれるほど、共産のプロパガンダですが、今回の大統領選では"Clinton News Network"と呼ばれ、ヒラリーべったりな報道ばかりを偏向して流し続けました。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校が100紙について調査したところ、トランプを支持したのは僅か2社。実に57社がヒラリー・クリントンを支持していました。これではまあまとも、と言われる産経ですら大統領選の記事がおかしくなろうというものです。

とにかく異様な感じの選挙でした。
それでも当選したトランプを支持した人々は口々にこう言います。
「まともな報道をしろ!」
動画も観ましたがピーが入るほど口汚く罵っていましたね。
ですから、ほとんどの人がメディアの意見を無視して、自身の信じる候補に票を投じたと考えて良いと思われます。

トランプが支持された最大の理由は「アメリカ・ファースト」だと思います。
大統領候補が「アメリカ人のために働く」と言い「アメリカの誇りを取り戻そう」と言ったのですから、それは熱狂的な支持を集めても不思議ではありません。アメリカではグローバル主義によって金融エリートを生み出し、結果的に格差を極端に広げました。反グローバリズムが燻っていたことは承知しておきたいところです。その最たるものが「TPP」ですし、だから脱退を表明しているのですね。
ヒラリーもTPP反対の構えでしたが、如何せん彼女は多くの白人系労働者が嫌うエリート、すなわちエスタブリッシュメントの側にいますから、支持を集められるはずがないのです。

新聞の情報を信じていれば「トランプショック」はわかります。でも、ネット上はトランプ勝利で固まっていたと見ます。現在は全世界とネットワークで繋がっていますよね。アメリカの一般の方の意見だって聞くことができます。その生の声の調子からトランプ勝利は間違いないとの印象でした。
そろそろ日本でもメディアの偏向を批判する声が大きくなってきました(私もその一人)
これからは、情報の真贋を自分で確かめながら分析できる能力を求められます。もうそういう時代に入っています。
タイトルは評論家の潮匡人さんの著書からいただきました。潮さんの元ネタはもちろん有名な探偵小説のパロディ。

そう言えば、トランプ勝利で株価がー、と言っていました。このあと株安になると脅し付きでしたよね。でも翌日には反発して1000円近く上昇。トータルで見れば上昇傾向で、一日のみのサプライズでありました。長女は日経平均が下がったのを見て「トランプ勝利を確信した」とまで言わしめました。
経済も読み間違える報道各社はどうにかならんものですかね。