今回もあまり面白いハナシではない。

昨日、被災地に派遣されていた大分DMATが大分に帰ってきた。現地では津波の警報が発令され救援活動もままならず、搬送される被災者が少なく待機状態が続いた為だという。
ある医師は「死亡もしくは軽傷という印象を受けた」と話しているが、裏を返せば生死の明暗がハッキリしているのだろう。何ともいえない気持ちになった。生存率のリミットといわれる72時間も過ぎ、今後まだ犠牲者が増えることを考えると気分も重い。

さて、もうひとつの懸念、福島の原発については不安や心配もあると思われる。
現在必死な安定化作業に取り組み、最悪の事態を回避すべく様々な方々が現場で頑張っておられる。

憂慮すべきは不確かな(あるいは間違った)個人のブログ記事にリンクを貼ってイタズラに不安を煽っている人が一部にいることだ。
お願いだから「原発アレルギー」のイデオロギーを下敷きにした発言は謹んで欲しい。
このようなことはこういう時だからこそ自重して貰えないだろうか。

国や当事者を非難することはいつでもできることだ。
でも今することじゃない。
静観することも時には必要だと思う。

<物資を送りたいって人へ>

気持ちを折ってしまうようで申し訳ないけど、その物資って送って有効に活かせて貰えるものなのかな?
新品だろうか?
必要な物資の情報に沿ったものだろうか?
規格に沿った仕分けと発送方法で梱包した?

被災地に個人で送ったものって被って同じようなものが大量だったり、無計画だったりで最終的にはゴミになってしまうことも多いという。折角送ってくれたので被災地の方も処分するには心が痛むのだそう。
善意は最終的に善意になるよう「キチンとしたカタチ」で送ろうよ。
「善意」の押し付けは向こうでも迷惑なんだからさ。
で、それを始めるのは物資の募集が始まってからで十分間に合う。
現地には全国から物が集まってくるんだから仕分けする仕事も凄い量になる。少しでもそういう負担を減らそうとする気遣いも大事だと思うな。

「自称ボランティア」もチョット待て。
ひとりじゃ寝るところも食べることも賄えない素人は足手惑いになるだけ。アナタが2次災害に遭って被災者数を伸ばしてしまうかも知れない。
今、活動しているのは「自分のことは自分でできる」プロだということを肝に銘じておくべきだ。

何もできない、と嘆くのではなく今をしっかり精一杯生きるのも支援だと思う。
日本経済の火が消えてしまわないように。
節電、節約も大事だけど必要以上のことは経済の低下を招くだけで、いい方向には向かわない。

と、思わない?