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ピラフと炒飯の違いは何か知っているか?
作る工程が全く違うんだぞ。案外、知らないヤツが多いみたいだな。
どちらも炒めるのは一緒だが、順序が全く逆になるんだ。
炒飯は炊いたご飯を炒めた料理で、ピラフは炒めた米を炊いた料理だ。
パエリアなんかもピラフと同じ工程を取る料理。
本来はピラフは炒めた鍋でそのまま炊くのだが、炊くときの火加減で焦げてしまったり芯が残ったりで、この部分で失敗するケースが多い。
そこで今回は火加減は炊飯器任せの確実においしくできるピラフを紹介するぞ。
冷凍のピラフって案外高いよな。
この方法をマスターすれば、美味しくタップリ食べられて買うのがバカらしくなるぞ。
5人分で500円以内でできるからな。
一般的にピラフはフランス料理と思われがちだが、発祥はインドのプラーカ(プラウ)という料理だ。それが中近東を経てギリシャに入りヨーロッパに伝わった。
同じようにインドから中国へも伝わり炒飯の原型になった。日本へは中国の炒飯が先に伝わった結果、ピラフと炒飯が混同されるようになったんだ。
どうだ、少し賢くなっただろ。
ところでだ。レシピを読んだらわかると思うがこの料理、かなり油を使う。
なにしろ材料が油を吸うからな。
カロリーを気にしているなら頻繁には作るなよ。
太るぞ。

じゃ、作り方行くぞ。
<材料(5人家族分)>
米…4合(520g)
タマネギ…1個
ニンジン…1本
ピーマン…1個
ベーコン(ブロック)…40gくらい
ムキエビ…140gくらい
冷凍コーン…50gくらい
ドライパセリ…適宜

エビは冷凍で十分だぞ。必ず用意しろ。
じゃないとただのピラフだからな。
で米だけ補足な。
ウチのストッカーは1合の重量が130gくらいしか出ない。普通は1合=150gなのでやや少なめなんだ。
多分、ライスストッカーによってマチマチだろうと思われるので、重さは事前に確認しろよ。

<調味料>

バター…60gくらい
胡椒…適宜
水…720cc
塩…小さじ1
コンソメ(顆粒)…小さじ4


よし下拵え行くぞ。
米を洗ってザルに上げとけ。
30分は水を切れよ。
無洗米なら1回、普通の米なら2~3回研いでOKだろう。
コーンとムキエビは軽く湯通ししてザルに上げておけ。
冷凍のヤツは氷が付いてるだろ。
あれを残しておくと炊き具合が変わってくるから手抜きせずに絶対にやれ。

タマネギとニンジンは3㎜程度のみじん切りにする。
ピーマンも5mm角程度に切っておけ。
ピーマンは後から入れるんで別にしとけ。
ベーコンは5mm厚くらいにスライスしたら、脂肪の層に直交するよう5mmの細切り。そうすると炒めている間に細かくバラバラになるからな。

フライパンにバターの半分を溶かす。
全部入れるなよ。ベチャベチャになるぞ。
まずベーコンから炒めるぞ。
軽く火が入ったらタマネギとニンジンを入れる。タマネギが透き通るまで炒めろ。
次にエビとコーンを入れる。
エビに焼き色が付くのが目安だな。
かなり油が少なくなってるはずだ。ここで残りのバターを投入。
洗った米を入れるぞ。
米が透き通るまで良く炒めろ。
ほうら米が油をガンガン吸うだろ。高カロリーってわかるよな。
炒め終わる頃にはフライパンに油が残っていないはずだ。
胡椒も忘れずに入れる。
胡椒が効いてる方が美味い。

よしスープにかかるぞ。
ボールでいいや。
水とコンソメ、塩を量って放り込め。
コンソメが溶けにくいようならぬるま湯を用意しとけ。
冬は水温が低いから溶けにくいよな。
塩は好みもあるだろうがしっかり効かすんだぞ。味の薄いピラフほど悲しいものはないからな。

さあ炊くぞ。
炒めた米とスープを炊飯器の釜に入れる。
炊飯器の目盛りは見るなよ。全然当てにならないから。
普通に白米を炊く要領でいいぞ。
スイッチを入れたら後は待つだけだ。
ヒマなんでスープでも作っておけ。
スープはピラフにしっかり味が付いているので、すこし薄めのスープが合うぞ。

よし最後の仕事だ。
炊き上がる10分前になったらピーマンを炊飯器に入れろ。
赤子鳴いても蓋取るな、はこの際ムシしろ。
ただし手早くやれよ。
モタモタしてると蒸らしがおかしくなるぞ。
炊き上がったら皿に盛り付けてドライパセリを振って完成。

もうな、炊いている最中からエビの匂いが充満してうまそうだぞ。
食いだしたら箸が止まらない、じゃなくてスプーンが止まらないこと請け合い。
4合はペロリとなくなるかもな。
簡単にできるクセに評価が高い一品として覚えておいて損はしないと思うぞ。
エビの代わりにシーフードミックスでも行けるが、冷凍食品の解凍と水切りは絶対に守れよ。
必要以外の水分が入らないように気をつけるのが最高の笑顔を見るための秘訣だからな。