オーダーで先月から制作を始め、今月初旬には納品の予定だったキャビネット。
ところがもうすぐ完成というときになって寸法ミスに気付いたIKEA氏。もうそれはそれは酷い落ち込みようで、筋肉少女隊の踊るダメ人間をヘビーローテーションで聴いてしまうほどの落胆ぶりだったのです。
しかし落ち込んでばかりもいられません。
幸い、最も面倒な加工のあった包丁立てのパーツ類は使えたので、その他の部品を加工していきます。

ちょうど鑿(ノミ)で加工する部分があったので撮影してみました。

nomi01.jpg

ノミがちゃんと写っていませんが、これは加工する部分にノミの刃先を当ててハンマーで叩いているところです。
これで粗方削れます。

nomi02.jpg

指で触ってみて、他より高いところがあったら細かく削っていきます。
指先の感覚って凄いですね。ほんの少しでも高低差があると分かるんですから。


この加工は3か所。
包丁立ての支えになるバーの落ち込み加工です。この部分はキッチンで使う棚なので奥行にあまり余裕がありません。それで側板の厚さで納めるためにこのような加工を行います。

加工はあっという間に終わってしまいました。一カ所5分くらいですね。
撮影にまごつくと撮り逃してしまいそうで、アタフタしました。
ひとつ疑問に感じたのが、これ、機械でもできるんじゃないかってことです。

その疑問をIKEA氏にぶつけてみました。

「機械でもできるけど、セッティングするにはそれなりの時間が掛かる。手工具でそれより早くできるなら実は工期の短縮になる。お客様の幸福は少しでも価格を下げられることを考えるべきで、工期の短縮はその最たるものだと思う」

機械より手工具の方が早く終わるという答えは意外でした。ケースバイケースで最適な方法を考えることが大事だということでしょう。

もう塗装に入るところまで来ました。
納品はもうすぐですよ。

ところでほとんど作り直し、なんてミスは家具作りを始めて初めてのことだと思います。
普段は図面から部品図を作成し、作業中も何度も寸法チェックをして作業しているので、大きな加工ミスや寸法ミスをしたことがありません。それほど慎重なIKEA氏にしては珍しい重大ミス。
原因はなんと、図面上のミス。
それを見つけたIKEA氏の何とも言えない顔といったら…。





** イベント参加予定 **

【第29回 クリエイターズドーム(クリド)】
日時:11月23日(土) 11:00~16:00
場所:ガレリア竹町ドーム広場


【ひだまり。のXmas】
日時:11月30日(土) 10:30~15:00
場所:大分市公園通り3丁目(株)エイトモデルハウス『健康住宅』内


【クリスマスアートマーケット vol.18】
日時:12月21日(土) 10:00~16:00
場所:アートプラザ2F アートホール


寒い時期なので、暖かくしてお越しください。お待ちしています^^