今日は新たなクライアント様のところへ家具の打ち合わせに伺いました。
受付で患者様が手荷物を置く棚をご希望とのこと。行ってみてわかりました。

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なるほど確かにこれは不安定です。
こちらは整形外科の病院。ですので、この台にもたれてしまわれる方が多いそうです。「体重をかけないでください」と注意の貼り紙も貼ってありますが、貼り紙の必要がないような什器を、とのご希望です。
奥行きのない什器は非常に市販品のバリエーションが少ない分野。従って、医院の新築時に造作設計から漏れてしまうと後でピッタリのものがなく苦労されることが多いようです。
私としては、これに単なる荷物置場ではなく他の機能を持たせて付加価値の高い作品を提案させていただこうかと考えています。
そしてもうひとつ。入口のベンチもそろそろ痛みが目立つようになったので入れ替えをご検討されておられるそうです。
来週にラフを描いてご相談の予定。

こちらのクライアント様はファニーフェイスの山村社長からのご紹介です。
実はファニーフェイスとは以前、shizuku de aubeのyukoさんのブライダルアクセサリを通じてケースを制作させていただいたことがありました。
たまたま、おおが耳鼻咽喉科クリニック様から私のことを聞いたそうで、丁度家具のご相談を受けていたので以前のこともあって今回のお話になったのでした。
本当に何がご縁で仕事が繋がるかわかりません。
私もこの仕事を始めてそろそろ丸5年になろうかとしています。正直、始めた当時は「技術が良ければ認めてもらえるに違いない」と勘違いしていたところがありました。普通、技術なんてあって当たり前なのにです。お客様が求めているものは、本当に親身になって考えてくれ更に予想以上の提案をしてくれることなのだと気付くのに、少し時間が掛かり過ぎました。
それを教えてくれたのは数々のお客様でした。お客様が何を求めているのか理解し、それにピッタリのデザインや仕上げができるよう支えているのが技術です。技術至上主義は時に自信から奢りになり、物事の本質を見えなくさせてしまいます。
少なくとも、お客様不在にしてしまうような自己満足の仕事は単なる趣味です。
私たちはハンドメイドを通してどのようなサービスをしていけるのか。そして、それを実現することで「こういう仕事はアイツが適任だな」と言われるほど仕事で実証していかなければ、次の仕事はないのだと思いました。
それだけに毎回の仕事は真剣勝負でなくてはならない、そう思うのです。
さて、木工屋というと実際はモノを作って売っているので「技術」を売っているのだと考えがちですが、私はデザインやアイデアも売っているんだと考えています。
さぁ、今回も難しいぞ(がんばれ自分)

** イベント参加予定 **

【クリスマスアートマーケット vol.18】

日時:12月21日(土) 10:00~16:00
場所:アートプラザ2F アートホール



【モノヅクリサローネ】
日時:2013年12月23日(月/祝)雨天決行 11:00~17:00
場所:iichiko総合文化センター2Fおよび1Fの一部



【第30回クリエイターズドーム】
日時:2013年12月28日(土) 11:00~16:00
場所:ガレリア竹町ドーム広場