レシピの”牛乳(生地がまとまらないとき)”というのを「生地がとまらない?」
と脳内変換してWinkの「愛が止まらない」が脳内で止まらない男IKEAです、こんばんは。

本日もチマチマと加工が続きます。
天板の角をR10の角丸加工も今日行いました。
こういう加工を多くの場合必要なRを刻んだベニヤをテンプレートとしてトリマかルータで倣い加工するのが普通でしょう。
しかし私の制作環境ではこれがお手軽にできない故に、そのほとんどを手作業で行っています。
第一、同じ作業が続くのならそれもいいのですけど、我が社みたいに1点物ばかりだとそういったテンプレートを幾つも用意する意味がなくなってしまいます。

Template.jpg

それで使うのが製図用テンプレート。
製図をしたことのある人にとってはお馴染みの、円を描くためのものです。一枚に多くのサイズが刻まれています。他にも様々なこういうテンプレートがあり、文字だとか公差記号だとか機械、電気、建築etc
全部揃えると結構な出費になります。
このテンプレートは学生時代から愛用しているテンプレート。確か卒業設計用に購入したものです。
普段の授業ではコンパス以外で円を描くことは禁止でした。
卒業設計はケントボードに今までの身につけた知識の集大成をぶつけるので、各学生もかなり力が入るようで、私もこのテンプレートを始めロットリングなどを親にお願いして購入してもらいました。
0.3mmのロットリングの値段を聞いた父が驚いていましたっけ…

あれから30年が経ち、このような道具が実際の製図で用いられることはもうありません。
いや、今も学生の最初は昔と同様にドラフタに向かって紙に図面を引かされます。
これはどちらかと言うと「製図のルール」や「工学的感覚」を体で覚えさせるためです。授業の大半はCADによる製図になるのですが、CADが使えることと設計できることは意味が異なるのですよ。
CADというのは鉛筆やドラフタなどの道具なので、それらの使い方を習得しただけでは設計はできません。JISの規格通りに設計し誰が見てもわかる図面にする能力とは他の能力なのです。
確かにデジタルになったことで線の上手さや図面を汚さない工夫といったものからは解放されました。図面の修正も以前ならゼロから書き直しということもありましたが、CADにはそういうことはありません。
しかし根っこの部分で「設計する行為」の本質は昔も今も変わっていません。
物作りも機械化して大量生産できたり加工が早くなったりしたことはありますが、今でも昔ながらの手加工することも多いですし基本的に変わらないことも多々あるのです。

製図では出番のなくなったテンプレートですが、今でもこうして出番があるのです。


** イベント参加予定 **

【大分ものづくり発見市】

日時:4月6日(日) 11:00~18:00(16時以降は自己判断で撤収)
場所:大分市中央町2丁目5-3セントポルタビル1F
   (トキハインダストリー若草公園店軒先)

【大分ものづくり発見市】
日時:4月12日(土) 11:00~18:00(16時以降は自己判断で撤収)
場所:大分市中央町2丁目5-3セントポルタビル1F
   (トキハインダストリー若草公園店軒先)

【第34回クリエイターズドーム(CREDO)】
日時:4月26日(土) 11:00~16:00
場所:ガレリア竹町ドーム広場


【第35回クリエイターズドーム(CREDO)】
日時:5月24日(土) 11:00~16:00
場所:ガレリア竹町ドーム広場